むかーしむかしとは違い今の世の中は、本屋に行けば料理の本が山とあり、近隣の公的施設などでも料理教室なんてのがちょくちょく開かれていて、さらにはネットでは何日かけても読みきれないほどのレシピページがあふれているわけですが、それでも個々の家庭ごとにその家独自の料理があり、味がある。料理というのは奥が深いモノであります。 さて、人はまま、その「おふくろの味」の継承に妙にこだわりを持っていたりします。 昔から慣れ親しんでいた味が一番おいしく感じられる(例外もありますが…大和の家とか)がための味への執着も、その小さからざる動機でしょう。 が、なにより、「その家の味」が、家庭という最小単位のコミュニティのつながりを確認するための一種の儀礼であることに、こだわりの第一の理由があると思うのであります。
で。 「女に服を贈る男には、その服を脱がせたいという下心がある」とは、20年ほど前に某マンガの主人公が言ったセリフですが。 やっぱりアレですかね。料理を教える男にも、この法則があてはまるんでしょうかね( ̄▽ ̄)
…ということで、ギャラリーをひとつ更新。 オフで出した作品なんで、本を持っていらっしゃるかたにはただの再掲で申し訳ないです。 描き下ろしはもうちょと待ってやってくださいすみません。
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